今年(2020年)に火星が地球に最接近します。
今回は、数年に一度の火星の最接近について
いつ見ることができるのか、
接近した時の距離に関して、
情報をまとめていきます!
火星とは??
そもそも火星とはなんなのでしょうか?
宇宙にある星ということはなんとなくイメージできると
思いますが、火星とは太陽の周りを回っている惑星です。
水金地火木土天海(すいきんちかもくどってんかいめい)という
太陽系の覚え方は有名で、そのような
覚え方をした方は多いのではないでしょうか?
上記の水金地火木土天海は太陽に近い方からの
惑星の並びになっているので、
火星は太陽に近い方から4番目の
惑星ということになりますね。
火星移住計画という言葉も出てくるぐらい
火星は地球に似ているところが多い惑星です。
地球と同じように季節があり、
1日の長さ(星が1周自転する時間)は地球の
1日の長さの24時間とほとんど同じです。(24時間30分ほど)
異なる点としては、地球は太陽の周りを
365日かけて回るのに対し、
火星は約690日かけて回るので
火星の1年は地球の約2年になります!
また地球の空気は窒素と酸素でほとんど構成されていますが、
火星の空気は二酸化炭素がほとんどで酸素はわずか0.数%しかありません。
人間が火星に住むには二酸化炭素が多く、
酸素が少ないという課題を解決する必要がありそうですね。
火星の最接近はいつになる??
今年(2020年)の地球と火星が最接近する日は
2020年10月6日(火)になります。
最接近は約2年2ヶ月ごとに生じます。
この間隔は上記で出てきた太陽の周りを1周するのに
何日かかるかによって決まっています。
またおよそ2年に1回の最接近の中でも
最も距離が近くなる時の接近を大接近
最も離れているときの接近を小接近
その中間あたりの時の接近を中接近
と呼ばれています。
大接近は約15年に一度しか起こらないので
大変希少な機会となります!
前回の2018年次の最接近時は
最も距離が近い大接近でした!
火星が接近した時の距離は??
今回の地球と火星が最接近時の距離は
約6200万kmとなります。
ちなみに2018年の接近時の距離は、
約5800万kmでした。
まとめ
今回は数年に一度の機会となる
地球と火星の最接近について情報をまとめました。
この日は赤く輝いて見える火星を
是非是非観察してみてくださいね!!