最近、よく「ストロベリームーン」という言葉を耳にしませんか?
ストロベリームーンとはなんなのか?
今年(2020年)のストロベリームーンが見ることができる日にちと具体的な時間、方角および赤くみえる理由など、話題のストロベリームーンに関して情報をまとめていきます!
ストロベリームーンとは?
ストロベリームーンとは、「6月の満月」のことを指します。
ストロベリームーンという名前の語源は、アメリカの先住民になります。
アメリカの先住民は季節ごとに満月をつけており、
アメリカでのイチゴの収穫期は5月〜11月(日本のイチゴの収穫時期は12月〜4月)なので
6月がストロベリームーンと名付けられたようです。
ストロベリームーンの他にも各季節の、月の名称は以下のようになります。
1月:狼月 Wolf Moon
2月:雪月 Snow Moon
3月:芋虫月 Worm Moon
4月:桃色月 Pink Moon
5月:花月 Flower Moon
6月:イチゴ月 Strawberry Moon
7月: 男鹿月 Buck Moon
8月:チョウザメ月 Sturgeon Moon
9月:収穫月 Harvest Moon
10月:狩猟月 Hunter’s Moon
11月:ビーバー月 Beaver Moon
12月:寒月 Cold Moon
月が赤く見えるからストロベリームーンというわけではないようですね!
ストロベリームーンはいつ見れるのか?
ストロベリームーンは1年のうちで6月だけ見ることができます。
ストロベリームーンを見逃したくない方は以下の日時に月をチェックしましょう!
2020年のストロベリームーンが見ることができるのは
「2020年6月6日(土曜)」です。
*注意点
厳密にいうとストロベリームーンを見ることができるのは
前日(6月5日)の夜から当日(6月6日)の明け方になります。
具体的な時間帯としては以下になりますので、ご注意ください。
6月5日(金曜):19:00〜
6月6日(土曜):〜5:00
月が一番高い位置で見えるのは6月6日(土曜)の1:00ごろになります。
月の動く方角としては、東南東から昇り、西南西に沈みます。
6月の満月(ストロベリームーン)はなぜ赤く見える??
ストロベリームーンが赤く見える理由として、
北半球では6月に見ることができる月は高度が低いため、
月が赤く見えやすいようです。
月の高度は太陽の高度と反対になり、北半球で太陽の高度が、
1年のうちで1番高くなる夏至(6月の終わり頃)に
月の高度が1年のうちで1番低くなります。
そのため、夏至の時期に近い6月の満月は、月の高度が低くなるため、
月が赤く見えやすいということですね。
太陽も月も高度が低いと赤く見えやすいというのがあります。
日の出の早朝や日の入りの夕方の太陽は赤いイメージがありませんか?
それに比べて昼の太陽の色は白っぽいですよね。
太陽や月の光は、地球上の私たちの目に入るまでに
大気圏(地球上の地面から宇宙までの空間のイメージ)を通ります。
この大気圏の距離が長いと人が見ることができる色が少なくなっていき、
最後に残る色が赤色になります。
太陽や月の高度が低いときに、太陽と月の光が通る大気圏の距離は長くなり、
太陽や月の色が人の目には赤く見えるようになります。
まとめ
今回は話題のストロベリームーンに関して
見ることができる日時、名前の由来、赤く見える理由を解説しました。
上記の情報を参照し、6月6日はぜひぜひ、空を見上げて月を観測して見てくださいね!!
赤く見えれば良いことがありそうですね!